4年1組が「命のアサガオ」について学ぶ
先日、子どもたちが植えたアサガオが小さな芽を出しました。小さな命の誕生です。そこで、4年1組は6月11日(火)の道徳の時間に、担任の本間先生と共に「命のアサガオ」について学びました。 「命のアサガオ」とは、丹後光祐(たんごこうすけ)君という幼い少年が闘病生活の末、力尽きて亡くなってしまうという悲しい話です。同時に、光祐くんのお母さんのアサガオの種を大切に育てる活動をを通して「生きようとする意欲」や「命の尊さ」を感じ取らせる話です。光祐君は1986年北蒲原郡中条町に生まれ、5歳の時に白血病にかかりました。残念ながら小学校1年生で病気が悪化して亡くなりました。 授業では、病気の悪化した光祐君がベッドの上で「星、星が見たい。」と言ったときの気持ちを、子どもたちはグループで考えました。そして、「流れ星に早く治りますように祈りかたかった。」などと光祐君の思いを話し合いました。また、光祐君のお母さんが「命のアサガオ」の種をプレゼントしてくれた理由を考え合いました。子どもたちは「命を大切さを教えるためじゃなないかな。」「みんなに命の大切さを知ってほしいから。」「みんなに生きてほしい、という思いを伝えたい。」などと話し合い、その気持ちをメッセージカードに書きました。 最後に、家の人が書いた子どもへの手紙を本間先生が一人一人に渡しました。子どもたちは緊張した面持ちでその手紙を開いて読みました。そして、自分が生まれたときの家族の気持ちを知り、自分の命の誕生を家族が喜んでくれた心に浸っていました。
投稿日:2013/06/14 11:59 アクセス数:1952